第7節:事故発生からの対応概要
 
 
日付 両名/御家族/警察 KAV 秀峰・KBP・やまびこ
3月19日 23:50 両名 急行アルプスにて新宿発    
3月20日 8:30 両名 テレキャビン乗車? その後の両名の行動不明    
3月21日 両名の行動不明    
3月22日

 

両名の行動不明

深夜 KAV柏から下山問合わせの連絡を受ける。(平松家)

 

深夜 柏が個人的に平松家に下山したか問合わせる。

 
3月23日 午前 下山連絡を待つも連絡なし。

12:15 平松家と石原家が初めて連絡を取り合う。

12:35 神城駐在所に連絡するも、大町警察署に届けるよう言われる。

13:15 大町警察連絡した所、FAXで登山計画書の送付を求められる。

13:30 KAV加賀美に通報

 

 

13:55 大町署に連絡。天気が良いので今日は待ちましょうと提案される。

所属の山岳会から捜索願いを出すようにとの要請がなされる

 

 

 

? 平松家よりKAV川島・秀峰浅田に連絡がなされる。

 

 

 

17:30 日暮れになっても下山せず、大町署に捜索願いを出す。

夕刻 大町署に両名の服装の特徴を尋ねられる。

? 翌朝からヘリにて捜索することになる。

深夜 石原(父)、大町署へ向かう。

 

 

 

 

 

13:30 加賀美が両名が下山していないという連絡を受ける。
 

 

 

14:00 加賀美→岩本(幹事)→川島(幹事長)→福田会長に連絡。

? 御家族より連絡を受ける。(川島)

? 捜索隊の編成にとりかかる。(人選、装備など)

? 捜索隊を出したいと御家族に申し出る。

 

? 両名の装備の特徴を説明する。

 

 

夜 捜索隊の編成を終える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

? (秀峰)浅田が平松家を訪問。両名が下山していないことを全員へ連絡。

会としてはとりあえず待機とする。

 

 

3月24日 未明 石原(父)、大町署到着。

7:00 平松家、大町署と連絡。

10:00〜15:00までヘリによる捜索活動に入る事を確認。(実際は8:00〜)

10:00 平松(香)、KAV加賀美Carで大町署に向かう。

 

 

 

11:00 長野県警ヘリ、富山側の斜面に両名とおぼしき人影を発見。ヘリで近づいても反応なし。

12:20 発見されたのが富山側のため、富山県警ヘリコプター出動。

13:00 平松(香)、大町署到着。

 
 
 

15:00 富山県警のヘリが現場に向かうが強風の為、救助活動困難。

県警の隊員は五龍山荘に降りてから現場に向かう。

15:35 平松(香)、石原(父)、遺体が収容される黒部署に向かう。(本人かどうか確認する為)

 

16:05 富山県警、一つ目の遺体を収容。持ち物から両名と断定。

17:25 平松(香)、石原(父)、黒部署に到着。

17:30 富山県警、二つ目の遺体を収容。両名が遭難死したと発表。

18:00 石原(父)、石原健哉君を確認。(於黒部署)

18:45 平松(香)、平松守君を確認。(於黒部署)

21時頃 平松(父)、平松守君を確認。(於黒部署)

 

 

23:30 石原(父)、石原健哉君の遺体と共に帰京。

 

7:15 捜索隊出動決定。(ひとまず6名)

 
 

 9:00 千葉より岩本・河村が大町署へ向かう。
10:00 東京より加賀美が平松(香)と大町署に向かう。

? 名古屋より黒田が大町署へ向かう。

? 柏が日吉で装備調達の後、大町署へ向かう。

 

 

 
13:00 加賀美、大町署到着。

13:10 黒田、大町署到着。

13:30 岩本・河村、大町署到着。

? 神戸より坂下、大町署へ向かう。

 

 
15:35 加賀美、御家族と共に黒部署に向かう。

生存の望みを懸け、残ったメンバーで捜索の準備を始める。

 
 

17:25 加賀美、黒部署到着。

 
 

18:10 黒部の加賀美より、大町に残っているメンバーに絶望を連絡。

 

22:00 岩本・黒田・河村・柏、黒部署到着。

? 坂下、黒部署到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

? (秀峰)両名が収容されたとの連絡を受ける。

3月25日  
 
 

 

7:40 平松(父)、空路にて帰京。

9:00 平松(香)、平松守君の遺体と共に帰京。

 

 

 

15:00 県警のヘリが飛ぶも、強風の為、遺留品回収は困難。
 

18:30 石原健哉君 通夜。

0:30 黒部のメンバーで今後暫くの対応を決めるミーティングを行う。

2:30 ミーティング終了。
 
 

 

10:00 岩本、河村、加賀美、柏は黒部出発。

 

坂下、黒田は県警隊員インタビュー及び遺留品回収の為残留。

 
18:00 インタビュー及び遺留品回収を終了。
    坂下は神戸、黒田は東京へ向け出発。

夕刻〜 浜松町にて会合

 

 

 

? (KBP)両名が収容されたとの連絡を受ける。

 

 

? (秀峰)今後の対応についてミーティング。

 
?  (KBP)夜平松家を訪問
 

3月26日 11:00 石原健哉君 告別式。 午後〜 今ま収集した情報の整理を行う。 ? (KBP)今後の対応についてミーティング
3月27日   遺留品の整理・検証・他パーティーへの聞き込みを開始。 (秀峰)平松家を訪問の後、ミーティング
3月28日 9:00 平松家、遺留品引き取り。

 

9:00 平松君遺留品引き渡し。

夕刻〜 第一回調査委員会を三会合同で設置

3月29日 17:00 石原家、遺留品引き取り。 17:00 石原君遺留品引き渡し。
3月30日 19:00 平松守君 通夜。  
3月31日 11:00 平松守君 告別式。  
4月  2日   20:00 第二会調査委員会
4月  8日   4月9〜11日に予定していた現場検証が悪天が予想されるため中止される。
4月  9日   長野県警聴き取り(8名)
4月10日   富山県警聴き取り

北尾根を目指し登るが悪天のため大遠見までで引き返す。5名。

4月16日   20:00 第三会調査委員会
5月  1日   現場検証・遺留品回収(北尾根、遠見尾根、両名が発見された場所)(5月3日まで)
5月  9日 平松守君、石原健哉君 四十九日  
5月14日   20:00 第四回調査委員会
5月21日   20:00 第五回調査委員会
5月25日   20:00 気象予報官の小田みほ氏に気象の分析を行ってもらう。

現場検証・遺留品回収(遠見尾根、両名が発見された場所)(5月26日まで)

5月27日   気象データ入手のため、日本気象会長野センターを訪問。
6月  2日   20:00 第六回調査委員会(やまびこがここから参加)
7月15日   21:00 第七回調査委員会
7月17日   白岳沢経由で五龍岳を目指すが雪渓の状態が悪く遠見尾根から山頂往復となる。1名
9月  4日
追悼山行 28名参加(9月5日まで)