会員としての約束

秀峰登高会は以下の特徴をもった山岳会です

 

 このような特徴の会の維持のために以下の項目を会員の約束としています。

  ◎の付いた4項目は会員として絶対の条件です。必ず理解のうえ入会してください。


○自主的な山行を目指します

会の中で一方的につれて行ってもらうことは続きません。会は皆等しく山に行きたい人の集まりであり、面倒を見ることだけで満足する人はいません。初心者は技術の向上、経験の積み重ねに努力して自主的な山行の計画を立てられるようにします。

 

○会の運営に責任を持ちます

会の運営は少数の幹部的な人達にまかせられていますが、本来は全会員に等しく責任があるべきです。将来の会のあるべき形を考える上でも全員が運営に参画、協力していかなければなりません。

 

○相互扶助の考えを理解し、遭難救助・捜索に参加します

遭難救助活動は突然始まります。時間と金と人が必要で、そして危険なこともあります。だからこそ、会員同士が相互扶助の考えでやらなければなりません。普通、本部は地元に置かれこれに協力する形で活動することになります。遺体の捜索となると自治体など公的機関は動かないので、会が独力で根気良く続けるしかありません。

 

◎山行計画書を必ず提出し、下山の報告をします

会員同士でなくとも、自分が参加する山行であれば必ず山行計画書を提出します。集会での提出がベストですが、fax、郵送、E-Mailなどでも可。電話は情報が不正確になるので不可。山行計画を提出したところへ必ず下山の報告をします。これが遅れた場合(翌日昼)、自動的に遭難対策活動が始まります。

 

◎集会に参加します

明らかに理由がない限り集会に参加します。集会では、山行の結果報告、計画をお互いに知らせ情報交換をおこない、パーティーのメンバーを募ります。電話、メールなどの方法でも計画は立てられますが、会員は他のメンバーが何をしているのかを知る必要があり、また皆に知らせる義務があります。

 

◎山岳共済保険に入ります

救助や捜索を伴う遭難が起きた場合100万円の単位でお金を使います。これに備えて必ず保険に入ります。保険に入らないで会員にとどまることはできません。

 

◎会費を納めます

集会の場所代、会の装備購入費、遭難対策費、都岳連加盟費などに使われます。特に遭難救助活動では一度に多額の費用が発生します。このための貯金は欠かせません。会費を納めないで会員にとどまることはできません。